積みゲーだったクロノ・クロスを消化したのでだらっと語ってみる。その2
2020年5月31日 ゲーム前回の データから はじめますか? ⇒はい いいえ
Chronoです。クロスは時系列把握が厄介だと実感。
今回はクロノ・クロスのストーリーについて。しばしば複雑と言われがちなクロスですが、話の根幹はかなり単純で主に3パートに分けることが出来ます。
1.主人公の冒険とヒロイン、キッドの宿敵ヤマネコの追跡
2.主人公の出自の解明
3.龍たち、そして時喰いとの決戦
じゃあなぜ話が分かりにくくなっているかというと、特に2終盤から3にかけて、タイムワープと歴史改変による影響で生じた問題が断続的に発生すること、そして本編中に示唆されているだけで明言されていない情報がかなり多いためですね。ちなみに攻略本でのみ開示された設定とかいろいろあるので調べないとマジでちんぷんかんぷんな部分が多々あります。特にサブキャラ周辺の事情は……
というわけでここからストーリーのあらましを解説します。当然ですが超絶ネタバレがあるのでこれからでもクロノ・クロスをやろうという酔狂な人はブラバ推奨。
1.
トリガー後20年の時が経過。人と亜人が暮らす大陸辺境のニルニド諸島は魔法は衰退した代わりに6つの自然エネルギーを利用したエレメント、そして人が取るべき行動を示してくれる運命の書(セーブポイント)によって日々の生活が成り立っていた。ニルニド諸島の領主蛇骨大佐は数年前から行方知れず。大陸南部で突如勃興した軍事国家パレボリによって前作主人公たちの国は飲み込まれてしまっており、島は権力の空白をついたパレボリの管轄下に置かれている。
とはいえ、パレボリや蛇骨大佐の失踪といった出来事もド田舎のアルニ村からすれば風の噂。村民は相変わらず穏やかに暮らしており、その中には幼い頃に大病を患い今は母と二人で暮らす主人公も含まれていた。ある日幼馴染の少女と砂浜で語らっていると、自分にしか聞こえない声とともに押し寄せた波にのまれ、意識を失う。砂浜で目覚め村に帰ったが、いつもの村と雰囲気が違った。村の住人の顔ぶれが変化していおり、最大の相違点は主人公は病が治ってから数年後に溺死したということだ。
自分の墓を見て困惑する主人公のもとに、主人公を捕らえるよう命じられた蛇骨大佐の部下を名乗る男たちがやってくる。主人公は連行寸前で唐突に表れたどこかで見覚えのある少女キッドに救われ難を逃れる。キッドは蛇骨大佐が持つと噂される秘宝、凍てついた炎を狙っていた。大佐の館に用がある別の協力者を得て館に忍び込んだ一行は謎の賢者と出会い、主人公はこの世界では死んでおり、生きている主人公は別世界から迷い込んでいると告げられる。主人公の生死がなぜか歴史の転換点となり、パラレルワールドを発生させたのだった。賢者と別れ大佐の部屋に忍び込むと、そこにはキッドの宿敵、ヤマネコの姿があった。ヤマネコの攻撃で毒を食らい瀕死になったキッドとともに逃走するが、ヤマネコたちは古龍の砦という謎の古代要塞へ向かってしまう。
キッドの受けた毒は絶滅したヒドラのもので、ヒドラの血清がない限り助からない。救う/救わないことを選択した後一行はヤマネコを追って砦に向かい、ヤマネコを追い詰める。しかし、そこまでがヤマネコの目論見通りだった。ヤマネコは秘宝、龍の涙と砦に秘められた力で主人公と自身の精神を入れ替え、ヤマネコの姿となった主人公を次元の狭間に追放した。
2.
主人公は次元の狭間で謎の老婆スプリガンと出会い、『ヤマネコ』に従い主人公に好意を持つ道化の少女ツクヨミとスプリガンを仲間にして主人公が生きていた次元(ホーム)へ帰還する。だがもう一つの次元(アナザ―)への道は閉ざされており、ヤマネコの恨みを持つものから命を狙われ、元の姿のパーティーメンバーからも主人公と認識されない。
アナザーに向かう手掛かりを探してホームの蛇骨館に向かうと、パレボリから派遣された実直な軍人イシトと出会う。彼から数年前に失踪した大佐とヤマネコの一行は猛毒のサンゴでおおわれて立ち入ることが出来ない神の庭へ探索に行ったまま帰還しなかったこと、蛇骨大佐の友人としてふるまっていたヤマネコはパレボリに情報を流していたことを知り、彼らを追って神の庭に向かうことを決意。元からヤマネコに疑念を持っていたイシトを仲間に加え、一行は様々な過去の確執と向き合いながら神の庭に辿り着く。
神の庭の実態は時間が止まった海と無数の建築物が融合した奇怪な場所、死海だった。死海中心の滅びの塔で主人公を待ち構えていたのは主人公の父ワヅキの親友、ミゲル。彼とワヅキは幼い頃の主人公を病から救うため医師に会おうと船をだしたが漂流して神の庭に辿り着いた。快癒した主人公とワヅキは帰還したが、ワヅキは精神と肉体に異常をきたして失踪。そしてミゲルは秘宝、凍てついた炎と時間の流れない神の庭に魅せられ、この場所に留まっていた。さらに神の庭は数年前に死海に変貌したが、死海は滅亡したこの星の未来の姿でありそもそもの原因は主人公にあると告げられる。
死海を管理するミゲルを倒せばアナザーへの扉は開くと告げられ、苦渋の末主人公はミゲルを倒す。運命は炎と主人公の接触を拒絶しミゲルごと死海を消滅させた。間一髪難を逃れた主人公はアナザーへ渡り蛇骨大佐一行と遭遇、ダークセルジュとなったヤマネコを共通の敵として協力関係を結ぶ。ホームに残されたもう一つの龍の涙で元の姿を取り戻し、アナザーの神の庭へ向かったダークセルジュを追う。二つの目的のために主人公はエレメントを統べる六龍神の加護を求めて各地を旅し、無事元の姿を取り戻してアナザーの神の庭へ向かう。
アナザーの神の庭の中心部は滅びの塔ではなく時空要塞クロノポリス。天才科学者ルッカ(前作メインキャラ)の提唱したタイムワープ実証のため創設された1400年先の未来に存在するはずの施設だった。そこで主人公たちは恐るべき真実を目の当たりにする。クロノポリスは凍てついた炎を使った時間遡行実験に失敗し紀元前1万年の過去に転移。クロノポリスの人工知能である『運命』、フェイトはタイムパラドックスでワープ前の未来が消滅することを回避するために運命の書による暗示で人類を支配し、人類の敵である龍神たちをラヴォスの欠片である凍てついた炎の力で封印していた。しかし偶発的要因で炎のアクセス権は主人公に移ったため、アクセス権を取り戻すべく暗躍。主人公の父ワヅキはフェイトに乗っ取られてヤマネコに変貌させられ、最終的にフェイト自身も炎への執着や主人公の肉体を乗っ取った影響で暴走していた。
フェイトを倒した主人公たちだがツクヨミによって凍てついた炎は持ち去られ、再会したキッドは罪悪感とトラウマから心を閉ざして眠ってしまう。さらにフェイトの消滅によって解放された龍神たちはいっせいに蜂起。人類への憎悪を糧に融合し時を喰らうものに変貌し、龍神たちの力によって星の塔というダンジョンが浮上した。
3.
第七のエレメント、クロノ・クロスを生み出した主人公はキッドのトラウマとなった過去へ戻り、心の闇を解放する。キッドはルッカの養子として育った孤児だったが、ルッカは彼女が作ったシステムが後にクロノポリスに使用され、最終的に炎との接触を妨害することを知ったヤマネコによってキッドの目前で誘拐され、命を落とした。そしてルッカの残した手紙からキッド自身は何かに導かれてこちらに転生した古代ジール王国の王女、サラの分身ということが明らかになった。
復活したキッドを加えた一行は星の塔に潜入する。ラヴォスによって異常進化した人類への怨嗟と戦いながら進んでいくと、蛇骨館で出会った老人と再会する。彼は古代ジール王国の賢者であり初代クロノポリス所長、そして前作でタイムマシンを開発した賢者ガッシュだった。
彼は発端は遥か過去、ラヴォスが敗北する未来を察知してクロノポリスの時間遡行実験に干渉したことにあったと語る(実はガッシュの発端に関する説明は正確な真実ではない)。星の塔と六龍神、恐竜人たちはクロノポリスに対抗するべく星の意思で呼び出されたが敗北し、龍神は力をエレメントとして分割された。ラヴォスは龍神たちの怨念、前作の時間改編で消滅した未来、時間のねじれに取り込まれた王女サラを取り込み時喰いへと進化。炎のアクセス権を持つ主人公が成長して死ぬか、十分な死者、敗者の怨念を取り込むまでは休眠しているが、いつかは目覚め何もかもを滅ぼしてしまう。ホームの死海の未来は時喰いの目覚めによって引き起こされたものであり、アナザーでもいつかその未来がやってくる。それを阻止するには、炎に選ばれた者がクロノ・クロスで時喰いの怨念を解き放つしかない。
塔の頂上で時喰いの分身と戦いこれを退けるが、本体ではないため決定打にはならず凍てついた炎と共に時喰いは姿を消す。再び現れたガッシュに時の果てにいる時喰いのもとに飛ぶアイテム、時の卵を授かり、一行は星の塔を後にした。全てが始まった浜から時の最果てに向かいクロノ・クロスを奏でると、時喰いの中に蓄積した怨念は消滅しサラは解放された。キッドは主人公に別れを告げ、主人公が溺れている過去に飛び主人公を助け出した。人は運命から解き放たれ、本当の意味で歩き出す。キッドと主人公の再会を暗示するかたちで物語は幕を閉じる。
要点をかいつまんでいってもこんな感じ。長い!長いんだよ!
ちなみにトリガー・クロスともに2周目以降好きなタイミングでラスボスに挑めるんですが、その際時期によってエンディングが分岐します。当然種類が多い上にギャグっぽい展開があったりするので除外しました。
あと、ラスボスを普通に倒すとバッドエンドになります。トリガーではラヴォスコア戦でギミックに気付かないでまんなかのそれっぽい奴を延々しばいてクソほど苦戦しましたが、クロスに至ってはクロノクロスの入手も地味に大変ですし6属性のエレメントを特定の順番で使ってからクロノクロスを使わないといけないしで初見は気付きませんでした。エレメントとクロノクロスを使う必要があるまでは分かっていたんですが、順番までは分からんわ。
主要キャラの人物であったり前回提示されたトリガーの未解決問題に関しては次回整理します。未来の結果を変えようとするコンセプトのせいで書いてて時系列がごっちゃになって来るんだよなぁこのゲーム。
ではでは。
クロスリメイクはないんだろうなぁ……
Chronoです。クロスは時系列把握が厄介だと実感。
今回はクロノ・クロスのストーリーについて。しばしば複雑と言われがちなクロスですが、話の根幹はかなり単純で主に3パートに分けることが出来ます。
1.主人公の冒険とヒロイン、キッドの宿敵ヤマネコの追跡
2.主人公の出自の解明
3.龍たち、そして時喰いとの決戦
じゃあなぜ話が分かりにくくなっているかというと、特に2終盤から3にかけて、タイムワープと歴史改変による影響で生じた問題が断続的に発生すること、そして本編中に示唆されているだけで明言されていない情報がかなり多いためですね。ちなみに攻略本でのみ開示された設定とかいろいろあるので調べないとマジでちんぷんかんぷんな部分が多々あります。特にサブキャラ周辺の事情は……
というわけでここからストーリーのあらましを解説します。当然ですが超絶ネタバレがあるのでこれからでもクロノ・クロスをやろうという
1.
トリガー後20年の時が経過。人と亜人が暮らす大陸辺境のニルニド諸島は魔法は衰退した代わりに6つの自然エネルギーを利用したエレメント、そして人が取るべき行動を示してくれる運命の書(セーブポイント)によって日々の生活が成り立っていた。ニルニド諸島の領主蛇骨大佐は数年前から行方知れず。大陸南部で突如勃興した軍事国家パレボリによって前作主人公たちの国は飲み込まれてしまっており、島は権力の空白をついたパレボリの管轄下に置かれている。
とはいえ、パレボリや蛇骨大佐の失踪といった出来事もド田舎のアルニ村からすれば風の噂。村民は相変わらず穏やかに暮らしており、その中には幼い頃に大病を患い今は母と二人で暮らす主人公も含まれていた。ある日幼馴染の少女と砂浜で語らっていると、自分にしか聞こえない声とともに押し寄せた波にのまれ、意識を失う。砂浜で目覚め村に帰ったが、いつもの村と雰囲気が違った。村の住人の顔ぶれが変化していおり、最大の相違点は主人公は病が治ってから数年後に溺死したということだ。
自分の墓を見て困惑する主人公のもとに、主人公を捕らえるよう命じられた蛇骨大佐の部下を名乗る男たちがやってくる。主人公は連行寸前で唐突に表れたどこかで見覚えのある少女キッドに救われ難を逃れる。キッドは蛇骨大佐が持つと噂される秘宝、凍てついた炎を狙っていた。大佐の館に用がある別の協力者を得て館に忍び込んだ一行は謎の賢者と出会い、主人公はこの世界では死んでおり、生きている主人公は別世界から迷い込んでいると告げられる。主人公の生死がなぜか歴史の転換点となり、パラレルワールドを発生させたのだった。賢者と別れ大佐の部屋に忍び込むと、そこにはキッドの宿敵、ヤマネコの姿があった。ヤマネコの攻撃で毒を食らい瀕死になったキッドとともに逃走するが、ヤマネコたちは古龍の砦という謎の古代要塞へ向かってしまう。
キッドの受けた毒は絶滅したヒドラのもので、ヒドラの血清がない限り助からない。救う/救わないことを選択した後一行はヤマネコを追って砦に向かい、ヤマネコを追い詰める。しかし、そこまでがヤマネコの目論見通りだった。ヤマネコは秘宝、龍の涙と砦に秘められた力で主人公と自身の精神を入れ替え、ヤマネコの姿となった主人公を次元の狭間に追放した。
2.
主人公は次元の狭間で謎の老婆スプリガンと出会い、『ヤマネコ』に従い主人公に好意を持つ道化の少女ツクヨミとスプリガンを仲間にして主人公が生きていた次元(ホーム)へ帰還する。だがもう一つの次元(アナザ―)への道は閉ざされており、ヤマネコの恨みを持つものから命を狙われ、元の姿のパーティーメンバーからも主人公と認識されない。
アナザーに向かう手掛かりを探してホームの蛇骨館に向かうと、パレボリから派遣された実直な軍人イシトと出会う。彼から数年前に失踪した大佐とヤマネコの一行は猛毒のサンゴでおおわれて立ち入ることが出来ない神の庭へ探索に行ったまま帰還しなかったこと、蛇骨大佐の友人としてふるまっていたヤマネコはパレボリに情報を流していたことを知り、彼らを追って神の庭に向かうことを決意。元からヤマネコに疑念を持っていたイシトを仲間に加え、一行は様々な過去の確執と向き合いながら神の庭に辿り着く。
神の庭の実態は時間が止まった海と無数の建築物が融合した奇怪な場所、死海だった。死海中心の滅びの塔で主人公を待ち構えていたのは主人公の父ワヅキの親友、ミゲル。彼とワヅキは幼い頃の主人公を病から救うため医師に会おうと船をだしたが漂流して神の庭に辿り着いた。快癒した主人公とワヅキは帰還したが、ワヅキは精神と肉体に異常をきたして失踪。そしてミゲルは秘宝、凍てついた炎と時間の流れない神の庭に魅せられ、この場所に留まっていた。さらに神の庭は数年前に死海に変貌したが、死海は滅亡したこの星の未来の姿でありそもそもの原因は主人公にあると告げられる。
死海を管理するミゲルを倒せばアナザーへの扉は開くと告げられ、苦渋の末主人公はミゲルを倒す。運命は炎と主人公の接触を拒絶しミゲルごと死海を消滅させた。間一髪難を逃れた主人公はアナザーへ渡り蛇骨大佐一行と遭遇、ダークセルジュとなったヤマネコを共通の敵として協力関係を結ぶ。ホームに残されたもう一つの龍の涙で元の姿を取り戻し、アナザーの神の庭へ向かったダークセルジュを追う。二つの目的のために主人公はエレメントを統べる六龍神の加護を求めて各地を旅し、無事元の姿を取り戻してアナザーの神の庭へ向かう。
アナザーの神の庭の中心部は滅びの塔ではなく時空要塞クロノポリス。天才科学者ルッカ(前作メインキャラ)の提唱したタイムワープ実証のため創設された1400年先の未来に存在するはずの施設だった。そこで主人公たちは恐るべき真実を目の当たりにする。クロノポリスは凍てついた炎を使った時間遡行実験に失敗し紀元前1万年の過去に転移。クロノポリスの人工知能である『運命』、フェイトはタイムパラドックスでワープ前の未来が消滅することを回避するために運命の書による暗示で人類を支配し、人類の敵である龍神たちをラヴォスの欠片である凍てついた炎の力で封印していた。しかし偶発的要因で炎のアクセス権は主人公に移ったため、アクセス権を取り戻すべく暗躍。主人公の父ワヅキはフェイトに乗っ取られてヤマネコに変貌させられ、最終的にフェイト自身も炎への執着や主人公の肉体を乗っ取った影響で暴走していた。
フェイトを倒した主人公たちだがツクヨミによって凍てついた炎は持ち去られ、再会したキッドは罪悪感とトラウマから心を閉ざして眠ってしまう。さらにフェイトの消滅によって解放された龍神たちはいっせいに蜂起。人類への憎悪を糧に融合し時を喰らうものに変貌し、龍神たちの力によって星の塔というダンジョンが浮上した。
3.
第七のエレメント、クロノ・クロスを生み出した主人公はキッドのトラウマとなった過去へ戻り、心の闇を解放する。キッドはルッカの養子として育った孤児だったが、ルッカは彼女が作ったシステムが後にクロノポリスに使用され、最終的に炎との接触を妨害することを知ったヤマネコによってキッドの目前で誘拐され、命を落とした。そしてルッカの残した手紙からキッド自身は何かに導かれてこちらに転生した古代ジール王国の王女、サラの分身ということが明らかになった。
復活したキッドを加えた一行は星の塔に潜入する。ラヴォスによって異常進化した人類への怨嗟と戦いながら進んでいくと、蛇骨館で出会った老人と再会する。彼は古代ジール王国の賢者であり初代クロノポリス所長、そして前作でタイムマシンを開発した賢者ガッシュだった。
彼は発端は遥か過去、ラヴォスが敗北する未来を察知してクロノポリスの時間遡行実験に干渉したことにあったと語る(実はガッシュの発端に関する説明は正確な真実ではない)。星の塔と六龍神、恐竜人たちはクロノポリスに対抗するべく星の意思で呼び出されたが敗北し、龍神は力をエレメントとして分割された。ラヴォスは龍神たちの怨念、前作の時間改編で消滅した未来、時間のねじれに取り込まれた王女サラを取り込み時喰いへと進化。炎のアクセス権を持つ主人公が成長して死ぬか、十分な死者、敗者の怨念を取り込むまでは休眠しているが、いつかは目覚め何もかもを滅ぼしてしまう。ホームの死海の未来は時喰いの目覚めによって引き起こされたものであり、アナザーでもいつかその未来がやってくる。それを阻止するには、炎に選ばれた者がクロノ・クロスで時喰いの怨念を解き放つしかない。
塔の頂上で時喰いの分身と戦いこれを退けるが、本体ではないため決定打にはならず凍てついた炎と共に時喰いは姿を消す。再び現れたガッシュに時の果てにいる時喰いのもとに飛ぶアイテム、時の卵を授かり、一行は星の塔を後にした。全てが始まった浜から時の最果てに向かいクロノ・クロスを奏でると、時喰いの中に蓄積した怨念は消滅しサラは解放された。キッドは主人公に別れを告げ、主人公が溺れている過去に飛び主人公を助け出した。人は運命から解き放たれ、本当の意味で歩き出す。キッドと主人公の再会を暗示するかたちで物語は幕を閉じる。
要点をかいつまんでいってもこんな感じ。長い!長いんだよ!
ちなみにトリガー・クロスともに2周目以降好きなタイミングでラスボスに挑めるんですが、その際時期によってエンディングが分岐します。当然種類が多い上にギャグっぽい展開があったりするので除外しました。
あと、ラスボスを普通に倒すとバッドエンドになります。トリガーではラヴォスコア戦でギミックに気付かないでまんなかのそれっぽい奴を延々しばいてクソほど苦戦しましたが、クロスに至ってはクロノクロスの入手も地味に大変ですし6属性のエレメントを特定の順番で使ってからクロノクロスを使わないといけないしで初見は気付きませんでした。エレメントとクロノクロスを使う必要があるまでは分かっていたんですが、順番までは分からんわ。
主要キャラの人物であったり前回提示されたトリガーの未解決問題に関しては次回整理します。未来の結果を変えようとするコンセプトのせいで書いてて時系列がごっちゃになって来るんだよなぁこのゲーム。
ではでは。
クロスリメイクはないんだろうなぁ……
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