ボルケニオン調整雑記とジムバトル振り返りその他諸々
2016年7月17日 ポケモンカードゲーム コメント (2) すみませんでした。
すみませんでした!
嘘二回目だってよ……。殿堂のコンボ説明回まだなんだぜ……。
信じてたのに……。裏切られたんだ!ってやつですね。
反省してます。ただ、備忘録ってほら、覚えてる間に書かないと意味ないじゃない!?だから殿堂のコンボ回をスルーしてるのは思いつかないからじゃないです。というか、書きたいことが多すぎてとっ散らかってるから……(必死)。
というわけで謝罪から入るchronoです。天丼芸にするつもりはありません。フラグじゃないですきっと。フラグにしないように頑張ります。
今回はジムバトルの結果とボルケニオンについての考察、そして話題沸騰中のBattleXRoadについて。まあつらつらと書いていく予定です。気軽に読んでみてください。
ボルケニオン、DNを見てる限りでもいろいろとパターンがあります。自分もオリジナルなボルケニオンを組もうとして、そしてこうなりました。
そう。
ラグラージボルケニオン(錯乱)。
こいつは狂ってるんじゃないか、そう思うのはまだ早い。まあ少し聞いてくれよジョニー。
Q.何がしたいんだ? A.ラグラージのダイビングドロー+灼熱の大地でパソコン通信以上のアドバンテージエンジンを獲得したいんだよジョニー。
アホです。ええもう、完全にアホです。というわけでデッキレシピ。
ラグラージボルケニオン
ポケモン12
ボルケニオン3
エンテイ(コンバットブレイズ)1
ボルケニオンEX3
フーパEX2
シェイミEX1
ラグラージ2
スタジアム3
灼熱の大地3
サポート15
ダイゴ1
ポケモンレンジャー1
クセロシキ1
AZ1
N1
フウロ1
フラダリ1
釣り人1
オカルトマニア1
アオギリ2
オダマキ博士2
鍛冶屋2
グッズ19
エネルギー回収1
ポケモンいれかえ1
満タン1
メガホン1
バトルコンプレッサー2
博士の手紙2
ハイパーボール2
バトルサーチャー3
パズル4
まわし2
エネルギー11
水2
炎9
説明。
小ボルケニオンを大ボルケニオンでパンプして殴る。
ピンチになったら大ボルケニオンも殴る。
大とか小とかってなんか皇帝の呼び名っぽい。
ラグラージについては後述。
というわけで本日のジムチャレ。八人だったのでMAX三回。
一回戦、Δプラス水ビート。6-3で勝ち。
オオスバメはともかくとしてフリーザーにビビる。初手着地ボルケニオンEXで泣きそう。とりあえずひたすら殴って、フリーザーに大ボルケニオンが吹き飛ばされてサイド3枚持っていかれながらもなんだかんだ抑え込む。
二回戦、メレシーチャーレム。6-2で勝ち
チャーレムでちまちま殴られるのをすべて無視してレジロックをサンドバック。ジガルデが交代して出てくるも、大ボルケニオンがスチームアップ二回で粉砕。メレシーbreak着地も気にせずレジロック二匹目を粉砕。
三回戦、つまり決勝。6-0で勝ち。
お相手は小学生のチビちゃんのガチな白レック。初手、ベンチに五体ポケモンを撒いて前にチルット、ターンを返される。こっち、大ボルケニオン×2でオカルトマニア、エンド。三ターンおんなじことをやった挙句に前のチルットを粉砕して、チビちゃんは白レック一匹目を送り出す。まわしを巻いておいたけど耐えるか、と思ってみていると、幸運にもベンチを六匹しか展開できなかった模様。ワンパン耐えた返しに満タン、大ボルケニオンでワンパン入れておいたMレックを吹き飛ばす。返しで小突かれるも、無視してスチームアップ×3で種レック粉砕。あとはフラダリシェイミスチームアップ。
おまけのフリー。ナンスバットMラティ。6-2で勝ち。
初手エンテイスタートで3ターン目には無事ラグラージ着地。ダイビングドローからの大地でアドバンテージを稼ぐ。返しにMラティとバットで気絶。あとはひたすらスチームアップでラティとバットを粉砕。大小ボルケニオン強すぎだろお前ら。
というわけでなぜラグラージが上手くいかなかったかと、レジロックその他のポケモンと大ボルケニオンを比較してみます。
まずラグラージ。
原因は主に二つ。
一人まわしでうまくいったからと調子に乗っていたら忘れがちなカード、すなわちN。一本目なんか次のターン何引いてもパズルからアオギリだぜと思ってたらNで手札全部流れました。
メガバトルのときもエルレイド釣り上げ損ねたし、対戦相手の方はNをピンポイントで放り込んでくるから酷いです……。
そしてもっと根本的な原因。
ボルケニオンは今日回した感想だと、一直線なデッキです。アドバンテージをちまちま稼いだりしません。とにかくパワー。エネルギーイズパワー的な勢いで、スチームアップか相手のHPを一気に持っていきます。ラグラージは中期~長期的なアドバンテージをコンスタントに稼げますが、デッキの方針として噛み合っていない。アイデアは悪くないんだけどなー。たぶん。
というわけで、ラグラージチャレンジは失敗です。
次に、ゲーム中に思ったこと。「レジロック弱い」
いかん、直球過ぎた。「レジロックに比べてなんでボルケニオンでこんな差があるんだろう?」です。いやまあ、見りゃわかるだろって言っても、そりゃそうなんだけどもっと根本的な差がある気がして。
ボルケニオン以外に、自分のポケモンのダメージを笠間資するポケモンって他に何かあったっけと思って見返すと、メジャーなところで3種類でした。
レジロックEX(XY)。
デオキシスEX(BW)。
チルタリス(BW)。
これらは全部特性によって自分のポケモンのダメージを底上げします。
こいつらの性能比較をすれば、ボルケニオンの強さが見えてくるはず。
レジロックEX
闘限定。コルニからサーチできる。10ダメージ追加。逃げるエネルギー3、技は実用的ではない。
デオキシスEX
プラズマ団のポケモン限定。プラズマ団のモンスターボールからサーチできる。10ダメージ追加。逃げるエネルギー2、技は状況に応じて使える。
チルタリス
ドラゴンタイプ限定。ガバイトのドラゴンコールからサーチできる。1進化。20ダメージ追加。逃げるエネルギー1、技は実用的ではない。
ボルケニオンEX
炎の種限定。特筆できるサーチ方法はなし。30ダメージ追加、炎エネルギートラッシュが条件。逃げるエネルギー3、技は実用的。
こう見るとよく分かりますが、レジロックは完全に置物なんですね。で、同じ置物のチルタリスは上昇値が高い。上昇値の同じデオキシスはラセンフォースで殴れる。アクロママシーンンのおかげもあって、実質的に1エネルギー技と大差ありません。
ボルケニオンは、自分のスチームアップでトラッシュした炎エネルギーを鍛冶屋で回収する動きがあり、フィニッシュブローに十分な火力があります。あと、自分自身を強化できる。これが非常に大きいですね。
ちなみに個人的には、ボルケニオン≧デオキ>チル>レジロックです。まあ、ここんところは個人の価値観の違いでしょう。
では、次はデッキ全体。
このデッキの最大の強みは、エネルギー引きすぎ事故が存在しないこと。引けば引くほど有利になるなんて、正直これとゲッコウガぐらいじゃないですかね?
また、種ポケモンかつマニアレンジャー入り、特殊エネルギー0枚なんであらゆる妨害カードがスカります。ガルド、ジラーチ、レジアイス、サンダース、メレシー、カエンジシ、この辺を完全に無視できるのは大きいですね。動きも安定していますし、フーパを起点に展開、リカバリーも簡単です。
あと、次のターン気絶するか相手側からは読みづらいですね。というか60とか90とかダメージが跳ね上がるし鍛冶屋もあるしで正直どのポケモンが殴ってくるか判断が難しいし。
環境の各種デッキ、現在のBattleXRoad有力デッキとのマッチアップを比較してみます。あくまでパッと見です。ここからもっと変化するでしょう。まあガチプレテの時期じゃないですしね。多少緩くても今は許されるはず。
ドータクン 9:1有利
デッキにもよりますが、ゲノセとギルガルド軸だと負けるビジョンが見えないです。相性ここに極まれり。
ジュカイン 9:1有利
上に同じ。下手するともっと楽ですね。
オーロット 8:2有利
オーロットbreakがスチームアップしたボルケニオンEXのワンパンラインです。無理。他の要素を足せば足すほどこっちのぶんまわり率が上がりますからね、相性良しです。
ライボナンス 7:3有利
初手着地にもよりますが、170ライン突破は難しくありません。後攻なら初手から吹き飛ばせる可能性すらあります。ナンスもフーパからの展開は阻害できないので、小ボルケニオンで前を捌けばあとはワンサイドゲームでしょう。
メレシーチャーレム 7:3有利
今日やった感じだと、たすきつけないレジロックをサンドバックにしてしまえば。あと、サイドレースはかなり有利に動けそうです。
ゲロゲダスト 6:4有利
ゲロゲはワンパン火力がないのと、レンジャーを入れている関係で明確に有利です。パワーで捻じ伏せられるでしょう。ギラティナもほぼ無視できますしね。
ダーク 6:4有利
安定性はこっちが上です。ピーピーマックスで捲られまくったら流石に厳しいですが、基本的に鍛冶屋とボルケニオンで加速できるこっちのほうが速いので大丈夫でしょう。
闘(EX軸) 6:4~5.5:4.5微有利
レジロックとジガルデの採用枚数次第ですね。とはいえ、相手の細かい妨害はこっちにあまり意味を成しません。特殊エネルギーも何もないし。正面衝突はこっちが有利です。EX全てをボルケニオンで粉砕しましょう。
ジガルデラフレシア 5:5五分
あんまりやったことがないんですが、サポートは多めに見積もっているのとグッズよりもなんだかんだ特性とスタジアムで戦うデッキなので。相手のプレイングにもよりますけどね。仮想敵として練習したいです。
白レック 4.5:5.5~4:6微不利
初手次第です。こればっかりは仕方ない。序盤の展開をいなせば勝てます。あと、EXでないポケモンをメインに戦うことを意識しましょう。コンバットブレイズのエンテイはこれ対策と言っていいレベルです。
ゲッコウガ 1:9不利
無理。影縫いで一方的に殴られるだけのある意味簡単なお仕事。サイドにゲコガシラが2枚以上落ちるところからゲームが始まります。相性差を改善する努力が必要ですが、頑張っても正直どうしようもないです。まだシェイミだのゲロゲだのを採用してくれていればワンチャン。なしなら諦めて神に祈りましょう。
こんな感じで、ボルケニオンは決して悪いデッキタイプではないことが分かります。ちなみに同系戦は大ボルケニオンが死んだら負けです。気持ち的にも、サイドレース的にも。
このデッキは、個人的にはBattleXRoadに持ち込む有力候補です。
チーム戦なので、ゲッコウガ対策の白レックをチームメイトが持っていけば相性の悪いマッチアップを回避できる公算が高まります。
BattleXRoadは四人チームで3on3ということで、デッキを持っていくパターンは4パターン考えられるでしょう。
つまり、デッキをA、B、C、Dとすると、
「A3B1」「A2B2」「A2B1C1」「A1B1C1D1」です。「A4」は4人チームの意味がないので無視します。
「A3B1」はAで環境トップの安定するデッキを選択し、BでAに有利なデッキを叩けるデッキを選ぶ組み合わせ。例えば、白レック3、ライチュウバット対策にゲッコウガ1。
「A2B2」はABともに環境トップの、ベクトルのやや違うデッキでA2B1とA1B2を有利不利で振り分ける組み合わせ。例えば、ゲッコウガ2、メレシーチャーレム2。
「A2B1C1」は環境トップA2に対してより柔軟にBCのどちらかを持ってくる、A3B1の亜種ですね。例えば、ゲッコウガ2、ジュカイン1、ライチュウバット1。
「A1B1C1D1」は完全に適当です。メタ読み放棄してるか、なんかそんな感じでしょう。あんまりこんな状態で参加はしたくないのが本音です。
この組み合わせの中で、ボルケニオンは「苦手なマッチアップが少なく、かつ苦手なものの対策は簡単」という穴埋め枠にちょうどいいポジションです。
単純なデッキとしての強さだけではなく、チーム戦としての強さもまた考えないといけない。そういった意味でも、ボルケニオンはきっちり組み上げないといけないと思っています。
という長々とした文章を書いてみました。
わざわざ読んで下さった方、お疲れ様です。ボルケニオンでデッキを組む指針になればいいなーとは思っていますが、どうでしょうね。
ちなみにラグラージボルケニオンは解体です。まあそりゃそうだ。
二号はまあ、八月のナイトバトルがお披露目になりそうです。構想はもう決まっているので、あとはプレテですね。一人まわしという名の孤独な作業です。めげずに頑張ります。
ではでは。
次回は、次回こそは殿堂のコンボデッキ解説します。
すみませんでした!
嘘二回目だってよ……。殿堂のコンボ説明回まだなんだぜ……。
信じてたのに……。裏切られたんだ!ってやつですね。
反省してます。ただ、備忘録ってほら、覚えてる間に書かないと意味ないじゃない!?だから殿堂のコンボ回をスルーしてるのは思いつかないからじゃないです。というか、書きたいことが多すぎてとっ散らかってるから……(必死)。
というわけで謝罪から入るchronoです。天丼芸にするつもりはありません。フラグじゃないですきっと。フラグにしないように頑張ります。
今回はジムバトルの結果とボルケニオンについての考察、そして話題沸騰中のBattleXRoadについて。まあつらつらと書いていく予定です。気軽に読んでみてください。
ボルケニオン、DNを見てる限りでもいろいろとパターンがあります。自分もオリジナルなボルケニオンを組もうとして、そしてこうなりました。
そう。
ラグラージボルケニオン(錯乱)。
こいつは狂ってるんじゃないか、そう思うのはまだ早い。まあ少し聞いてくれよジョニー。
Q.何がしたいんだ? A.ラグラージのダイビングドロー+灼熱の大地でパソコン通信以上のアドバンテージエンジンを獲得したいんだよジョニー。
アホです。ええもう、完全にアホです。というわけでデッキレシピ。
ラグラージボルケニオン
ポケモン12
ボルケニオン3
エンテイ(コンバットブレイズ)1
ボルケニオンEX3
フーパEX2
シェイミEX1
ラグラージ2
スタジアム3
灼熱の大地3
サポート15
ダイゴ1
ポケモンレンジャー1
クセロシキ1
AZ1
N1
フウロ1
フラダリ1
釣り人1
オカルトマニア1
アオギリ2
オダマキ博士2
鍛冶屋2
グッズ19
エネルギー回収1
ポケモンいれかえ1
満タン1
メガホン1
バトルコンプレッサー2
博士の手紙2
ハイパーボール2
バトルサーチャー3
パズル4
まわし2
エネルギー11
水2
炎9
説明。
小ボルケニオンを大ボルケニオンでパンプして殴る。
ピンチになったら大ボルケニオンも殴る。
大とか小とかってなんか皇帝の呼び名っぽい。
ラグラージについては後述。
というわけで本日のジムチャレ。八人だったのでMAX三回。
一回戦、Δプラス水ビート。6-3で勝ち。
オオスバメはともかくとしてフリーザーにビビる。初手着地ボルケニオンEXで泣きそう。とりあえずひたすら殴って、フリーザーに大ボルケニオンが吹き飛ばされてサイド3枚持っていかれながらもなんだかんだ抑え込む。
二回戦、メレシーチャーレム。6-2で勝ち
チャーレムでちまちま殴られるのをすべて無視してレジロックをサンドバック。ジガルデが交代して出てくるも、大ボルケニオンがスチームアップ二回で粉砕。メレシーbreak着地も気にせずレジロック二匹目を粉砕。
三回戦、つまり決勝。6-0で勝ち。
お相手は小学生のチビちゃんのガチな白レック。初手、ベンチに五体ポケモンを撒いて前にチルット、ターンを返される。こっち、大ボルケニオン×2でオカルトマニア、エンド。三ターンおんなじことをやった挙句に前のチルットを粉砕して、チビちゃんは白レック一匹目を送り出す。まわしを巻いておいたけど耐えるか、と思ってみていると、幸運にもベンチを六匹しか展開できなかった模様。ワンパン耐えた返しに満タン、大ボルケニオンでワンパン入れておいたMレックを吹き飛ばす。返しで小突かれるも、無視してスチームアップ×3で種レック粉砕。あとはフラダリシェイミスチームアップ。
おまけのフリー。ナンスバットMラティ。6-2で勝ち。
初手エンテイスタートで3ターン目には無事ラグラージ着地。ダイビングドローからの大地でアドバンテージを稼ぐ。返しにMラティとバットで気絶。あとはひたすらスチームアップでラティとバットを粉砕。大小ボルケニオン強すぎだろお前ら。
というわけでなぜラグラージが上手くいかなかったかと、レジロックその他のポケモンと大ボルケニオンを比較してみます。
まずラグラージ。
原因は主に二つ。
一人まわしでうまくいったからと調子に乗っていたら忘れがちなカード、すなわちN。一本目なんか次のターン何引いてもパズルからアオギリだぜと思ってたらNで手札全部流れました。
メガバトルのときもエルレイド釣り上げ損ねたし、対戦相手の方はNをピンポイントで放り込んでくるから酷いです……。
そしてもっと根本的な原因。
ボルケニオンは今日回した感想だと、一直線なデッキです。アドバンテージをちまちま稼いだりしません。とにかくパワー。エネルギーイズパワー的な勢いで、スチームアップか相手のHPを一気に持っていきます。ラグラージは中期~長期的なアドバンテージをコンスタントに稼げますが、デッキの方針として噛み合っていない。アイデアは悪くないんだけどなー。たぶん。
というわけで、ラグラージチャレンジは失敗です。
次に、ゲーム中に思ったこと。「レジロック弱い」
いかん、直球過ぎた。「レジロックに比べてなんでボルケニオンでこんな差があるんだろう?」です。いやまあ、見りゃわかるだろって言っても、そりゃそうなんだけどもっと根本的な差がある気がして。
ボルケニオン以外に、自分のポケモンのダメージを笠間資するポケモンって他に何かあったっけと思って見返すと、メジャーなところで3種類でした。
レジロックEX(XY)。
デオキシスEX(BW)。
チルタリス(BW)。
これらは全部特性によって自分のポケモンのダメージを底上げします。
こいつらの性能比較をすれば、ボルケニオンの強さが見えてくるはず。
レジロックEX
闘限定。コルニからサーチできる。10ダメージ追加。逃げるエネルギー3、技は実用的ではない。
デオキシスEX
プラズマ団のポケモン限定。プラズマ団のモンスターボールからサーチできる。10ダメージ追加。逃げるエネルギー2、技は状況に応じて使える。
チルタリス
ドラゴンタイプ限定。ガバイトのドラゴンコールからサーチできる。1進化。20ダメージ追加。逃げるエネルギー1、技は実用的ではない。
ボルケニオンEX
炎の種限定。特筆できるサーチ方法はなし。30ダメージ追加、炎エネルギートラッシュが条件。逃げるエネルギー3、技は実用的。
こう見るとよく分かりますが、レジロックは完全に置物なんですね。で、同じ置物のチルタリスは上昇値が高い。上昇値の同じデオキシスはラセンフォースで殴れる。アクロママシーンンのおかげもあって、実質的に1エネルギー技と大差ありません。
ボルケニオンは、自分のスチームアップでトラッシュした炎エネルギーを鍛冶屋で回収する動きがあり、フィニッシュブローに十分な火力があります。あと、自分自身を強化できる。これが非常に大きいですね。
ちなみに個人的には、ボルケニオン≧デオキ>チル>レジロックです。まあ、ここんところは個人の価値観の違いでしょう。
では、次はデッキ全体。
このデッキの最大の強みは、エネルギー引きすぎ事故が存在しないこと。引けば引くほど有利になるなんて、正直これとゲッコウガぐらいじゃないですかね?
また、種ポケモンかつマニアレンジャー入り、特殊エネルギー0枚なんであらゆる妨害カードがスカります。ガルド、ジラーチ、レジアイス、サンダース、メレシー、カエンジシ、この辺を完全に無視できるのは大きいですね。動きも安定していますし、フーパを起点に展開、リカバリーも簡単です。
あと、次のターン気絶するか相手側からは読みづらいですね。というか60とか90とかダメージが跳ね上がるし鍛冶屋もあるしで正直どのポケモンが殴ってくるか判断が難しいし。
環境の各種デッキ、現在のBattleXRoad有力デッキとのマッチアップを比較してみます。あくまでパッと見です。ここからもっと変化するでしょう。まあガチプレテの時期じゃないですしね。多少緩くても今は許されるはず。
ドータクン 9:1有利
デッキにもよりますが、ゲノセとギルガルド軸だと負けるビジョンが見えないです。相性ここに極まれり。
ジュカイン 9:1有利
上に同じ。下手するともっと楽ですね。
オーロット 8:2有利
オーロットbreakがスチームアップしたボルケニオンEXのワンパンラインです。無理。他の要素を足せば足すほどこっちのぶんまわり率が上がりますからね、相性良しです。
ライボナンス 7:3有利
初手着地にもよりますが、170ライン突破は難しくありません。後攻なら初手から吹き飛ばせる可能性すらあります。ナンスもフーパからの展開は阻害できないので、小ボルケニオンで前を捌けばあとはワンサイドゲームでしょう。
メレシーチャーレム 7:3有利
今日やった感じだと、たすきつけないレジロックをサンドバックにしてしまえば。あと、サイドレースはかなり有利に動けそうです。
ゲロゲダスト 6:4有利
ゲロゲはワンパン火力がないのと、レンジャーを入れている関係で明確に有利です。パワーで捻じ伏せられるでしょう。ギラティナもほぼ無視できますしね。
ダーク 6:4有利
安定性はこっちが上です。ピーピーマックスで捲られまくったら流石に厳しいですが、基本的に鍛冶屋とボルケニオンで加速できるこっちのほうが速いので大丈夫でしょう。
闘(EX軸) 6:4~5.5:4.5微有利
レジロックとジガルデの採用枚数次第ですね。とはいえ、相手の細かい妨害はこっちにあまり意味を成しません。特殊エネルギーも何もないし。正面衝突はこっちが有利です。EX全てをボルケニオンで粉砕しましょう。
ジガルデラフレシア 5:5五分
あんまりやったことがないんですが、サポートは多めに見積もっているのとグッズよりもなんだかんだ特性とスタジアムで戦うデッキなので。相手のプレイングにもよりますけどね。仮想敵として練習したいです。
白レック 4.5:5.5~4:6微不利
初手次第です。こればっかりは仕方ない。序盤の展開をいなせば勝てます。あと、EXでないポケモンをメインに戦うことを意識しましょう。コンバットブレイズのエンテイはこれ対策と言っていいレベルです。
ゲッコウガ 1:9不利
無理。影縫いで一方的に殴られるだけのある意味簡単なお仕事。サイドにゲコガシラが2枚以上落ちるところからゲームが始まります。相性差を改善する努力が必要ですが、頑張っても正直どうしようもないです。まだシェイミだのゲロゲだのを採用してくれていればワンチャン。なしなら諦めて神に祈りましょう。
こんな感じで、ボルケニオンは決して悪いデッキタイプではないことが分かります。ちなみに同系戦は大ボルケニオンが死んだら負けです。気持ち的にも、サイドレース的にも。
このデッキは、個人的にはBattleXRoadに持ち込む有力候補です。
チーム戦なので、ゲッコウガ対策の白レックをチームメイトが持っていけば相性の悪いマッチアップを回避できる公算が高まります。
BattleXRoadは四人チームで3on3ということで、デッキを持っていくパターンは4パターン考えられるでしょう。
つまり、デッキをA、B、C、Dとすると、
「A3B1」「A2B2」「A2B1C1」「A1B1C1D1」です。「A4」は4人チームの意味がないので無視します。
「A3B1」はAで環境トップの安定するデッキを選択し、BでAに有利なデッキを叩けるデッキを選ぶ組み合わせ。例えば、白レック3、ライチュウバット対策にゲッコウガ1。
「A2B2」はABともに環境トップの、ベクトルのやや違うデッキでA2B1とA1B2を有利不利で振り分ける組み合わせ。例えば、ゲッコウガ2、メレシーチャーレム2。
「A2B1C1」は環境トップA2に対してより柔軟にBCのどちらかを持ってくる、A3B1の亜種ですね。例えば、ゲッコウガ2、ジュカイン1、ライチュウバット1。
「A1B1C1D1」は完全に適当です。メタ読み放棄してるか、なんかそんな感じでしょう。あんまりこんな状態で参加はしたくないのが本音です。
この組み合わせの中で、ボルケニオンは「苦手なマッチアップが少なく、かつ苦手なものの対策は簡単」という穴埋め枠にちょうどいいポジションです。
単純なデッキとしての強さだけではなく、チーム戦としての強さもまた考えないといけない。そういった意味でも、ボルケニオンはきっちり組み上げないといけないと思っています。
という長々とした文章を書いてみました。
わざわざ読んで下さった方、お疲れ様です。ボルケニオンでデッキを組む指針になればいいなーとは思っていますが、どうでしょうね。
ちなみにラグラージボルケニオンは解体です。まあそりゃそうだ。
二号はまあ、八月のナイトバトルがお披露目になりそうです。構想はもう決まっているので、あとはプレテですね。一人まわしという名の孤独な作業です。めげずに頑張ります。
ではでは。
次回は、次回こそは殿堂のコンボデッキ解説します。
コメント
自分もボルケ使い始めましたが、このデッキはミラー戦での明確な対策が必要だと痛感してるところです。リンク頂きます。
お読みいただいてありがとうございます!
ミラー対策、正直しんどいですねー
ラグラージはミラー対策も兼ねてたんですがうまくいかなかったんで、結構がっくりです
こちらからもリンク頂ますね!